ソーラー＆電波時計あれこれ
アルキメデス･スパイラルでもソーラー＆電波時計を特集しています。
そこで今回はソーラー＆電波時計に関するお話を・・・
■電波時計とは・・・
10万年に1秒ともいわれる精度を持つ"原子時計"をもとに送信される標準電波を受信し、それぞれ決まった時刻に1日に1～数回自動的（ほとんどのものが手動による強制受信も可能）に時刻を修正する機能を持つ時計。日本においては「福島局」と「九州局」の2ヶ所から標準電波が発信されており、日本国内をほぼカバーしている。また、最近では日本の電波（40/60kHz）以外にも、北米（コロラド州/60kHz）、ドイツ（マインフリンゲン/77.5kHz）、イギリス（アンソーン/60kHz)、中国（河南省/68.5kHz）の標準電波に対応したモデルも開発されている。
■ソーラー時計とは・・・
文字盤にソーラーパネルを搭載し、太陽光などによって発電された電力を内蔵する二次電池（充電池）に充電することにより、時刻表示やその他の機能のために電力を供給する機能を持った時計。
昨今においてはその技術が飛躍的に進歩し、蛍光灯などのわずかな光源でも発電が可能となり、機械自体の消費電力も小さくなってきていることから駆動時間も大幅に改善されてきている。また、IC内に内蔵された基準時計とパワーセーブ機能、クイックスタート機能等により、一定期間発電されずに放置しておいても光を当てればすぐに動き出す機能も備わっている。
■電波＆ソーラー時計のメリット/デメリット
＜メリット＞
・通常のクォーツ時計を遥かに凌ぐ精度（理論上では原子時計同様10万年に1秒）
・時刻修正や大小の月ごとのカレンダー修正が不要
・クォーツ時計のように1～2年に1回程度の電池交換が不要
・電力消費の激しいアラームやライトといった機能を電池を気にせず使用できる
＜デメリット＞
・電波時計の電波は携帯電話等に比べ非常に微弱
→窓のない室内等では受信不可の場合あり（この場合は通常のクォーツ時計として駆動）
・普通の充電池同様、二次電池の充電量は年々減少
→（メーカーにもよるが）3～7年毎に二次電池の交換が必要（メーカーによってはOH扱いとなる場合あり）
というわけで・・・
電池交換不要と思われているソーラー時計も実は電池交換が必要なのです！
アルキメデス･スパイラルなら最初の二次電池（充電池）交換も無料
電波ソーラー時計もファーストバッテリーフリー・サービスの対象です！！
この機会に、エコで便利な電波ソーラー時計をぜひお試しください。
＜電波＆ソーラー時計の使用上の注意点＞
◆月に1回程度は時報等で時刻を確認・・・誤差が大きい場合は長期間受信できていない可能性あり。
→屋外等の電波状態の良好な場所で手動による強制受信/時刻修正をしましょう。
※モデルによっては直近の受信履歴を表示する機能があります。
◆駆動時間が短くなった/充電してもすぐ止まる・・・二次電池の寿命が近づいています。
→購入店舗やメーカーに依頼して二次電池を交換しましょう。
Posted at：2009年9月26日
