Archimedes Spiral 丸の内店

フレデリック・コンスタント フェア 始まります!!9/1~

 スイスのブランド、フレデリック・コンスタントのフェアが始まります!詳しくは、後ほど!!
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NOMOS 33mm発売記念フェア開催vol.06

 大好評中のノモスフェアですが、中盤に差しかかって参りました!33mmサイズも思っていた以上に好評で、実用性を考えるとやはりこのサイズが適正なんでしょうか。それにしても、インターネットや携帯電話の普及で世界が狭くなり、ガソリンに次ぐ新しい燃料が開発され、50m置きに自動販売機がある日本の中で、ゼンマイを動力源にする機械式時計!仕事ながら、この現実にはいつも驚かされます。
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NOMOS 33mm発売記念フェア開催vol.05

いよいよ明日(8月16日)よりNOMOSフェアがスタート致しますが、開催に先立ちまして今回ご用意いたしました全ラインナップをご紹介致します。
なお、スペースの関係で全て展示できませんでしたので、お探しの商品がございましたらお気軽にスタッフまでお声かけ下さい。
(全て税込金額、カッコ内は文字盤のカラー)

タンジェント TN1A1W2 (ホワイト) ¥192,150
タンジェント TN1A1B2 (ブラック) ¥192,150
タンジェントスポーツ TS1B1S1 (シルバー) ¥244,650
タンジェントデイト TN1B1W2 (ホワイト) ¥249,900
タンジェントデイト TN1B1G2 (グレー) ¥249,900
タンジェントパワーリザーブ TN1D1W2BK (ホワイト/ブラックインジケーター) ¥309,750
タンジェントパワーリザーブ TN1D1W2RD (ホワイト/レッドインジケーター) ¥309,750
タンジェント18K TN2A1M2 (モカ) ¥682,500

タンゴマット TN1E1W2 (ホワイト) ¥297,150
タンゴマットデイト TN1Z1W2 (ホワイト) ¥354,900
タンゴマットデイト TN1Z1G2 (グレー) ¥354,900

オリオン OR1A3SW2 (ホワイト) ¥218,400
オリオン OR1A3GR2 (ピンク) ¥218,400
オリオン OR1A3SB2 (ブラック) ¥218,400
オリオン18K OR2A3GW2 (ホワイト) ¥609,000

ラドウィッグ LD1A2W2 (ホワイト) ¥192,150

テトラ TT1A1W2L (ホワイト) ¥218,400

チューリッヒ ZR1E3W2 (ホワイト) ¥367,500
チューリッヒ ZR1E3B2 (ブラック) ¥367,500

クラブ CL1A1W1 (オフホワイト) ¥139,650
クラブ CL1A1B1 (ブラック) ¥139,650
クラブ CL1E1B2 (ブラック) ¥249,900

新作
タンジェントシリーズ33 TN1A1W233 (ホワイト) ¥176,400
オリオンシリーズ33 OR1A3SW233 (ホワイト/シルバーインデックス) ¥202,650
オリオンシリーズ33 OR1A3GW233 (ホワイト/ゴールドインデックス) ¥202,650
ラドウィッグシリーズ33 LD1A2W233 (ホワイト) ¥176,400
ラドウィッグシリーズ33 LD1A2B233 (ブラック) ¥176,400
テトラ27KARAT TT1A1W1KR (ゴールド) ¥186,900

参考出品
タンジェントノルマ TN3A1W2 (ブラックPVDケース/ホワイト)
タンジェントノルマ TN3E1W2 (ブラックPVDケース/ホワイト 自動巻き)
テトラノルマ TT3A1W2L (ブラックPVDケース/ホワイト)
※ノルマシリーズは受注販売です。メーカー入荷予定は9月です。

SUNNTO コア ギャラクシー(500本限定) 8/10 第二次入荷いたしました!!

7月に発売されました500本限定コアギャラクシー。大好評の為第一次入荷分は完売いたしましたが、この度第二次入荷いたしました!!
銀河系の星雲をイメージして製作されたデザインは、暑苦しく思われがちな大きなフェイスをクールに演出。知的なルックスはON/OFF問わず活躍できるでしょう。
価格¥45,000(税込) 500本限定

NOMOS 33mm発売記念フェア開催vol.04

 「誰か時計をデザインしてくれー!!」ここが海ならば、スイスに向かって叫びたい思いです。時計の大目標は「狂わない・止らない」ことでした。過去の時計の内部機械(ムーブメント)は、違いはあれど、その大目標に向かって時計を製作していました。アンティークのムーブメントが美しいのも、実用に直結した機能、機能に還元されたデザインであったと言えます。ですが、電波時計・ソーラー時計でその大目標は近年達成されました。その後の時計は原点回帰とコストダウン、実用性に欠ける目玉が飛び出る金額の時計など、閉塞状態であります。こういう時こそ、ジェラルド・ジェンタでもいい、ロドルフでもいい、リチャード・アービブでもいい、ハンネス・ヴィットシュタインでもいい、マーケティング先行の時計製作ではなく、既成概念をぶち破った時計を誰かデザインしてくれ!と思ってしまうのであります。
 戦車の造形的な面白さは、各国の最先端技術と工業力がそれぞれ、実用性のみを追求してできあがったもの。その機能美は野生動物に似た美しさです。NOMOSの生産国ドイツ、ここの戦車は表面がざらざらして、吸着爆弾などから身を守ります。吸着爆弾は頑丈な装甲を破壊する為に生まれ、磁力で吸いつき炸裂するものです。つまり戦車の表面のザラザラはセメントのコーティングで、戦車が「金属の塊」であることを消す為のものなのです。機能美とは、こういったもので、だからこそファンが多いのもうなづけます。
NOMOSの時計を愛する方も、それに近い心理なのかもしれません。徹底的に無駄を排除したデザイン、その造形美に1点の曇りもありません。
 前回のブログの写真で「おや?」と思われた方は、かなりのNOMOS通。そうなんです、NOMOSが「ブラックケース」を今年新作で発売したのです。これまでのお堅い時計製作のイメージでは裏切られたと思われる方も多いかもしれません。NOMOSを知らない方にこの「裏切られた」を説明するのは難しいです。例えればこういう感じです。1年生の運動会、ハチマキをきっちりおでこに巻きつけ、体操服はズボンにIN、写真を撮られる時は、体育座りで恥ずかしそうに座り、周りのヤンキーに肩に肘なんか置かれていた純情な女子が、2年生の運動会では、パーマをかけハチマキを肩からだらしなくかけ、体操服はズボンからOUT、カメラに向ける視線は特定の異性を意識し、ピースしている感じなのです。ですが、今やブラックケースは常識。女子が茶髪と同じぐらいアタリマエのことなのです。「裏切られた」と思ったNOMOSユーザーの方、温かい目でNOMOSブランドをこれからも愛してください。
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NOMOS 33mm発売記念フェア開催vol.03

 昨日、NOMOSの日本代理店の方と、改めてNOMOSについて話し合いました。近年の時計ブームのきっかけは間違いなく「デカ厚」でありました。すなわち時計がデカくて厚いというのがもてはやされた時代とも言えます。そういう中、毎年毎年「今年は小さい時計に戻るのではないか」と時計業界では言われる中、なかなか時計は小さくならない(笑)実際に毎年の新作発表会であるバーゼルでも「ブラックPVD・ラバー」というデカ厚に拍車をかけるものが目立ちました。そういう状況下でもNOMOSの時計は流行に左右されず、時計製作を続けていました。
 NOMOSという言葉の意味、それは昨日来店した代理店の営業マンが繰り返し使っていた「規律・秩序」。ドイツの時計生産の聖地「グラスヒュッテ」で産声を上げ、毎年地道な改良の結果、ETAに依存しない内部機械(ムーブメント)を生産するブランド。今や海外のメディアから「GP並みの設備」と言われ、オートマチックムーブメントでは「スイッチングロッカー式」を採用。またお堅い時計製作だけに留まらず、新作「Zurich(チューリッヒ)」では、あのVENTURAのアルファをデザインしたデザイナーを起用。「規律・秩序」を守る為、攻め続けるメーカーであります。
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NOMOS 33mm発売記念フェア開催vol.02

 NOMOSの新作はケースサイズが33mmです。「だから?」と思った皆様、この絶妙なケースサイズ(ケースサイズは時計の顔の直径です)は、腕の細い日本人にぴったりです。元々、定番モデルは35mmでしたので、2mm違いですが、見た目の印象はずいぶん違います。ぜひ、フェア時に足を運んで頂き、お試し下さい。
 NOMOSは、オフィシャルHPでもあらゆるブログでも書かれているように、非常に真面目な時計です。どのぐらい真面目かというと「茶髪だらけの学生の中で1人黒髪のように」「宿題をしない生徒達に、笑顔で自分の宿題を見せるような」「生徒会長と風紀委員を兼任し、黒ブチメガネ、無遅刻無欠席、給食と掃除当番を率先し、下校時に飼育小屋によって、パンのミミをニワトリにあげるほど」の真面目さです。つまり「そんなやつおらんやろ」というほど、現代において真面目に時計を製作しています。
 良く知られているように、内部機械(ムーブメント)はほとんど自社製。精度検定も独自の規格を持ち、1本1本を慎重に点検する。私は、発売当時のNOMOSを購入しましたが、現在のNOMOSがいかに改良を加えられているか、比較すると良くわかります。それはNOMOSのコードバンベルトにさえ言える事で、当時のものよりやわらく着けやすいものになっています。ぜひ、1度ドイツの真面目な時計を見にお店にいらしてください。
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NOMOS 33mm発売記念フェア開催!

8月16日(月)~9月5日(日)までNOMOSの新シリーズ33mmの発売を記念したフェアを開催します。新作から現行ラインナップまで見られるフェアとなっています。また期間中お買い上げの方にはスペシャルなグッズもご用意!!ぜひ、この機会にご来店下さい。
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時計屋の時計選びVol.01

 4月の終わり頃から、時計を着けていない。時計屋としては前代未聞、カミングアウトとしては自虐的すぎる。時計の素晴らしさを語ってナンボの職業なのに笑ってしまう事態である。服屋が服を着ない、靴屋が靴を履かない、という日常レベルの困ったではない、時計屋の困ったお話である。
 思えば100本以上時計を買っている。高級なものはない。自分の欲望のままに、である。欲望は基本的に手の届きそうなものに発生するものである。TV画面の女優に恋したり、教科書の顔写真に焦がれることなどない、はずである。「これは仕事なんだ」という意識は表の顔で、裏の顔は憧れと興味の対象を見つけると、一直線に飛んでいく、ただの時計好きなのである。いやただの時計好きだったのである。国産時計から洗礼を受け、スイス、アメリカ、ドイツ、ロシアと買い進むに連れ、好みは細分化し、ついに時計を着けない日がやってきたのである。取扱い商品をしっかり身につけている先輩の時計から目をそらし、「あなたから時計を買いたかった」という元・後輩の嬉しすぎる言葉に耳を塞ぎ、友人から「結納返しの時計が欲しいのだがアドバイスしてほしい」という言葉に口を閉ざす、という正にミザル・キカザル・イワザルの3匹の猿状態である。
 そこで「自分自身に自分が接客をし、時計を買う」という1人2役を実行し、今本当に着けたい時計を探すことにした、ことをここに書こうと決めた。時計を買うまで、もしくは、大人の大きな力が働くまで、この「DIARY」を継続する。誹謗中傷、特に身内スタッフからのクレームは一切受け付けておりません。あしからず。
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やっぱりこういう時計【フレデリック・コンスタント/インデックス オートマチック】

 私の知っている時計愛好家達は、好みがスイングする。定番中の定番を愛したかと思うと、掟破りのような時計を愛する期間がある。これは長く1つのモノにのめりこむ時の条件の1つなのかもしれない。そのスイングが大きくなればなるほど、全体を内包する力が身についていき、ついにそれぞれのジャンルの頂点にたどり着くのかもしれない。
 3本の針に、38mmのケースサイズ、ブレスレット仕様のブラック文字盤。長く愛するなら、やっぱりこういう時計なのかもしれない。フレデリック・コンスタントが日本限定で製作したインデックス・オートマチック38は、見事に日本の男の好みを捕らえている。腕におさまりが良い、湿気の多い国には重宝するブレスレット。そしてなによりも機械式時計。文字盤メーカーからスタートしているブランドだけに、時間の見やすさにも定評がある。これから時計を始める方も、現在デジタル時計を使用している方も、こういう真っ直ぐな時計は重宝しますよ。¥89,250税込です。

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