Archimedes Spiral 丸の内店

NOMOS夏本番!NOMOS コードバン ベルト日本使用!!

 NOMOSオーナーの方々、夏本番のベルトにお困りではないでしょうか?実は純正ベルトに日本使用のものがあることはご存知でしょうか。通常のベルトと違い、湿気の多い日本に合わせて、汗が革に浸透しないように、ラバーベルトを裏側に貼りあわせています。ステッチから汗が入ることで革はその特性上、膨張して朽ちてしまいます。このベルトはそういう状態にならないように工夫されています。さらにコバに色を塗り(5度塗り)シンプルなデザインのNOMOSに変化を与えています。ただでさえ希少なコードバンにここまでの細工。時計が時計ならベルトもベルト、細部までこだわった質実剛健ドイツのNOMOSは見上げたものです。
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ついに復活!!VENTURA Kappa!!!

 待望の復活!VENTURAにKappaが戻ってきました!!思えば、ピエール・ノップス氏が来店していた時に着用していたモデル。亡きハンネス・ヴィトシュタイン作品が、復活したことは大変喜ばしいことです。また新作を待っているお客様も大勢います。ハンネス作品はもう新作がでませんが、もう1人天才デザイナーがいます。パオロ・ファンツェリ、VENTURA作品で異彩を放つ「Sigma」をデザインしたデザイナー。彼の新作は、個人的にも今一番期待しています。いつかお会いする日に、1977年のLEDウォッチの最高峰を見せて「これのオマージュ作品を製作してくれ」と勝手に頼むつもりです(笑)
これからも、時計業界の最先端をお見逃しなく!!!
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BALL WATCH FAIRのご案内 7/1(THU)~8/1(SUN)vol.07

 BALL WATCHの定番中の定番「60セコンド」。どのメーカーも定番というものを持っていますが「定番をどれだけ大事にできるか」こういうこと、どんなジャンルでも言えます。ここ数年、時計のケースサイズは明らかに大きくなりました。アンティークウォッチを見ますと一目瞭然ですが、1970年代以前の時計は現行品に比べて小さいです。そのサイズ差は5mm程度ですが、この差が大きく、時計の印象も全然違います。ここ10数年のケース技術の発達は明らかに時計のケースに立体感を与えました。1980年代頃の時計は今より平たく、現行品に比べると首を傾げたくなるものがあります(もちろん好みの問題で、この頃の尖ったケースがお好きな方も大勢います)正し、ケースサイズの大きさは意図する所であって、時計の内部機械が大きくなったというよりは、ケースに比例して大きくなっていると言えると思います。一部懐中時計の機械を腕時計に使用しているメーカーもありますが、それでも腕時計はデザインの変更が必要でした。なんのために?もちろん、新しく腕時計を購入してもらうためにです。
 スーツの形を変更するように、腕時計も従来の形を意図して変更しました。これはマーケティングをご存知の方なら、すぐにおわかりになると思いますが、製品の寿命を製作者が意図してコントロールしています。腕時計は他の製品ほど、すぐに変更できるものではありませんので、時間をかけて大きくしたものだと考えます。結果的には、新しいユーザーを発掘でき、時計業界も大いに盛り上がっています。それでも、物事「二つ良いことは無い」というように、日本人の方の腕には5mm以上アップのケースサイズは、インパクトがあり、受け入れられない方も多数いらっしゃいました。
 広告モデルは、当然そのブランドが今一番押しているモデルです。各メーカーこぞって流行を表現し、アピールを図っています。そこで「定番をどれだけ大事にできるか」がそのブランドの真意を問います。分かりやすくいえば「ポテトチップスにおけるウスシオ」です。コンソメもノリシオもウスシオあってのものです。BALLの60セコンドはウスシオです。いや失礼、ウスシオのごとし存在です。BALL創業時からこのモデルは存在し、マイナーチェンジを繰り返し、現在まで大事にされてきました。デザインもケースサイズも流行的ではありせんが、こういう時計こそ、飽きずにずっと使用できる時計と言えるのではないでしょうか。

TRASER WATCHES  はじめました!!

 絶賛公開中「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツラを解放せよ!」の主演・織田祐二さんが着用して一躍注目を集める時計「TRASER トレイサー」の取扱いをはじめました!!
実は、この時計はそこいらのファッション時計とは一線を画す、Military Specificationいわゆるミルスペックの時計です。
 ミルスペック「MIL-PRF-46374G」とは、アメリカ国防総省が定めた腕時計に関する最新基準の規格規定になります。軍の要求する品目や材料、手順、任務についての技術項目を記載した「米軍仕様書」。複雑な軍の機構と組織に対して、常に同一品質の製品が納品できることが大切な兵士の任務と命を守ることへとつながります。
ちなみにルミノックスはここの別注。本家本元をぜひご覧下さい!
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BALL WATCH FAIRのご案内 7/1(THU)~8/1(SUN)vol.06

 BALLをお買い上げになられた皆様、誠にありがとうございました。農作物じゃあるまいし、なんて言われそうですが、BALL WATCHはなぜか夏に選ばれる傾向があります。半袖で着けていてかっこいい時計というお客様からのイメージなんでしょうか。フェアも中盤になりましたが、残り少ないスペースマスター日本限定もしっかりと店頭でご覧いただけます。
ぜひ、避暑地に丸の内店をお選びください(笑)

BALL WATCH FAIRのご案内 7/1(THU)~8/1(SUN)vol.05

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 BALL不動の4番クロノグラフ、その名も「キャノンボール」。時計の歴史的観点から見ると「斬新」というよりはむしろ「懐古」な時計である。写真ではわかりにくいが、文字盤は「エナメル」使用は1930年代以前の時計の雰囲気、横目(文字盤の中の二つの円」のカウンターはどこか1940年代を思わす。そして菊型のリューズも古き良き時代の象徴である。どういう商品、例えば万年筆でもオーディオでも、本でもアイスクリームでも素晴らしいものは「ディテール」に神経を使っているもの。大事が小事、神は細部に宿る、ではないけども、細かい所まで神経を使っていることが共通項である。余談であるが、時代が違うからどうしようもないが、アンティークの時計の中には細部にまで手をかけるため、文字盤に大変な装飾を施しているものがある。当時は現在のような顕微鏡などないので基本、肉眼である。そのため目を悪くした職人がたくさんいたという歴史がある。
BALLのキャノンボールは、そういった歴史を認識しつつデザインの勝利を感じる時計である。バランスが良い。そしてバランスが良いものは、長く使用していてもブレることがない。

アンティークウォッチもセール中!!

丸の内店では多数のアンティークウォッチがセールになっています。よろしければ、この機会にぜひ、ご来店下さい!!